パプアニューギニア事業:「山岳地域の母子保健サービス改善プロジェクト」をJICA草の根技術協力事業(パートナー型)で開始しました。

「山岳地域の母子保健サービス改善プロジェクト」をJICA草の根技術協力事業(パートナー型)で開始しました。

HANDSパプアニューギニアの活動地であるエンガ州ライガム郡において、これまで行ってきた活動を発展させる形で以下の取り組みを行います。

分娩施設まで歩いて何時間もかかる地域に住む妊婦さんたちが、安全に出産ができて、出産後の赤ちゃんのケアができる体制づくりを目指します。

2025年度は以下の活動を行います。
・VHA(村落保健アシスタント:保健医療に関する基礎的な研修を受けた一般の人々)による近隣住民への啓発活動継続のサポート

・母子手帳の様な記録システムの開発—現在は、お母さんの妊娠手帳と子どもの健康手帳が別々です

・分娩施設の振り分け/推奨システムの構築—産前健診で、ハイリスク妊娠の妊婦さんに対して、安全に出産できる推奨施設をお伝えします

・ VHA研修講師の育成と新講師によるVHA育成研修の実施—活動内容の他郡展開を目指します

・お産を待つ家の建設—分娩前に妊婦さんが早めに施設に来て滞在できる場所をつくります

先行事業で建設したお産を待つ家


VHA(村落保健アシスタント)の研修の様子

活動の様子などはHANDSのHP、HANDSパプアニューギニアのFacebook/Instagramなどでお伝えしていきます。