ケニア事業:国際生物多様性の日について

5月22日は国際生物多様性の日でした。

1992 年5月 22 日にケニアの首都ナイロビで国連が生物多様性の普及と啓発を目的として生物多様性条約が採択され、毎年5月 22 日を国際生物多様性の日となりました。実は国連の環境計画( United Nations Environment Programme )の本部はナイロビにあります。HANDSケニアではこの日に向けていくつかの活動をしました。

1.国際生物多様性の日の当日、地元のFMラジオ局に我が環境チームから精鋭スタッフ3名が番組のゲストとしてHANDSケニアが取り組んでいる生物多様性プロジェクトの紹介とともに彼らの環境問題に関する知見を熱く語りました。

2.私達は小学生や若い世代と協力しながら地域に自生している樹木、野菜、果物、薬草などの郷土食文化を記録し、失われつつある郷土の知恵を伝承する活動に取り組んでいます。国際生物多様性の今日、ケリチョ―郡のユースたちは自生種を育てるために、周辺に自生している自生樹木の苗木を採取し、育苗を行いました。簡単な現金収入として木炭やサトウキビ農園拡大のために切られてきた貴重な自生樹木を増やすことを目指してます。

3.2022年に小学校でアグロフォレストリー・ガーデンに植樹したパパイアが見事に成長し、大きなパパイアがたくさん実りました。児童たちは環境に配慮しながらその土地にあった農業を日々学んでいます。

4.今年の3月にケニアのケリチョ―郡に自生する野草の価値を見出すために児童を対象に料理講習会を開催しました。郷土料理に詳しい地元の長老がおいしく食べる知恵を伝授してくれました。初めて口にした児童も多く、地域には多くの生物資源があることを学びました。


   
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