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活動ニュース

キッチンガーデン~日本でもケニアでも~ 活動ニュースケニア

 異常な長雨に続く猛暑の影響で、日本では野菜や果物の値段が高騰していますね!野菜を摂るべきだと解っていても、あまり値段が高いと購入をつい躊躇ってしまいませんか?

 ケニア事務所スタッフの一人である私、兼松は、現在実家に滞在してテレワーク中なのですが、最近口に入るのは、もっぱら庭で母が育てた野菜ばかりです。ミニトマト、モロヘイヤ、ナス、シソ、ピーマン...皮が硬かったり、虫に食われていたり、スーパーの商品のような立派な出来ではありませんが、買い物に出なくても毎日とりたての野菜が食べられるというのは、非常に心強いものです。

 これは、庭に畑用のスペースをとれるような、我が地元のような田舎だからこその贅沢なのでしょうか?むしろ、都市部での野菜作りこそ、最近注目を集めています。アパートであっても、キッチンで水栽培できる植物を育てたり、小さなプランターをベランダに置いたりといった方法で小規模なマイ・ガーデンを持つことは可能です。都市型農園というコンセプトの下に都会の住民たちが自宅や公共の空閑地に小規模な菜園を造ることで、食の安全、自給自足率の向上と同時に、都市の緑化も目指せるのです。

 各家庭の台所で手軽に使える小規模菜園の便利さは、都市部にとどまらず、農業地域であるHANDSケニア事務所の所在地、ケリチョー郡でも変わらないようです。以下、ケニア事務所のデボラが書いた、キッチンガーデンについての記事を翻訳してみました。

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 あなたの家にも、小さなキッチンガーデンを作ってみませんか?

 新鮮な果物や野菜など、栄養バランスの良い食事をとることはとても重要です。とくに、今のこの状況下においては。

 果物や野菜から摂ることのできるビタミンCが、私たちの免疫力を高めてくれることは、皆さんもご存知かと思います。

 HANDSは、幼稚園の子どもたちの栄養改善に取り組み、コミュニティの人々に対しては、キッチンガーデン等を利用して充分な量の果物・野菜を食べることを推奨してきました。

 あなたの家にキッチンガーデンがあったら、それが小規模なものであっても、どれだけ便利か想像してみてください。採ったばかりの新鮮な果物・野菜をすぐに使えるのです。COVID-19の感染拡大によって、今よりももっと買い物に行くのが困難になったら、食品を手に入れるのも難しくなるかもしれない、と心配したことはないですか?あなた自身のキッチンガーデンがあれば、たとえそれが袋を利用したマルチストーリー式の小さな寄せ植えでも、壁にぶら下げた小さな植木鉢タイプのものであっても、あなたの助けになってくれるはずです。買い物に行けない状況でも新鮮な食品を手に入れられるのですから。FB8_1.png

 HANDSケニア事務所にも実は、警備員さんが世話をしている小さな菜園があるのです。テレワークが始まり、私たちケニア事務所のスタッフも、あまり頻繁に事務所に行かないようになりましたが、事務所で食事をする時は、採りたての様々な野菜を味わうのが一つの楽しみになっています。私たちのささやかな食事が、たちまち収穫祭になるのです。


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 テレワーク開始以前はスタッフの多くが町の食堂に出かけて昼食をとっていましたが、感染防止の観点から外食の自粛が推奨されるようになり、弁当を持参して事務所内で食べるスタッフが増えました。彼女が笑顔でランチをとっている写真をご覧ください。外食ができない不自由さをただ嘆くのではなく、事務所で食べるランチだからこその楽しみを見出せるのは素敵なことですね。

 文中に登FB8_4.jpg場する"マルチストーリー式の寄せ植え"については、左の写真をご覧ください。土嚢等に使われる強度のある袋を植木鉢代わりにしてタマネギ、ケールなど様々な種類の野菜を植え、側面からも葉野菜が収穫できるようにしたものです。

 写真に写っているのはカプタラムワ幼稚園のマルチストーリー式寄せ植えで、上部にはタマネギ、側面にはケールが植えられています。ケールは日本では青汁の原料として有名な、カルシウム、ビタミン等の栄養が豊富な葉野菜で、ケニアでは炒め物にしてよく食べられます。

 HANDSケニア事務所が、この栽培アイデア・技術をコミュニティに伝えたことにより、あちらこちらの幼稚園でこのようなキッチンガーデンが生まれています。給食の栄養改善に役立ててもらうためです。HANDSのサポートによって各地に伝えられたアイデアを基に作られた小さな畑たちが、多くの台所で人々の食生活を支え続けることを願ってやみません。

FB8_3.jpg(上)チェビレッチ幼稚園にて、ケールの立派に育ったマルチストーリー式寄せ植えの周りで誇らしげなコミュニティの人々。

FB8_2.jpg(上)立体的な寄せ植えのおかげで、小さな子供と大人が、同時に収穫を楽しめます。

藤井千江美理事の記事がビジネスマガジン「Sailing Master Africa」に掲載されました 活動ニュース

株式会社ブレインワークスが発刊している、アフリカビジネスの最新情報を扱っているビジネスマガジン「Sailing Master Africa」に、弊団体の理事である藤井千江美さんの記事やシエラレオネでの子どもの栄養改善事業の様子が紹介されました。

Sailing Master Africa_C05187201_016-017.pdf

Sailing Master Africa Vol.2も、ぜひお読みください。

https://bwg.meclib.jp/samaf002/book/#target/page_no=19

村落保健ボランティアの研修を再開しました! 活動ニュースパプアニューギニア

2020年7月20日、村落保健ボランティアの育成研修を再開しました。

新型コロナウィルス感染防止策として集会を禁止されていたパプアニューギニアですが、これまでに確認された陽性者数は19名。

感染状況から100名以下の集会が認められることになりましたので、研修を再開することにしました。

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視聴覚教材を使った保健ボランティア育成~ケニアより~ 活動ニュースケニア

先日、HANDSケニア事務所がCOVID-19対策 の活動を行っている旨を簡単にご報告しましたが、その具体的な活動内容についてご紹介したいと思います 。 COVID-19という緊急に現れた問題ではありますが、外務省の日本NGO連携無償資金協力の助成を受け2019年より実施している「ケリチョー郡ECDEセンターを中心としたコミュニティによる幼児の栄養改善事業」のもと、栄養改善による免疫力強化を中心に据えたCOVID-19対応の研修を実施することができました。

HANDSは長年に渡り、地域の保健ボランティアの育成事業を続けてきましたが、感染拡大防止の観点から集会を開催できなくなった今の状況下において、各家庭を一軒一軒訪問し、ヘルスプロモーションを行う保健ボランティアの強みが非常に重要なものになると考え、COVID-19という緊急課題に彼らが対応する手助けとなるような研修を実施しました。保健ボランティアたちは、この国の医療システムの末端、最前線を担う存在として政府により位置付けられながら、HANDS活動地では、給与や福利厚生などのサポートはまだ受けられていません。また、COVID-19への対応としてケニア政府が発表した一般の人々向けの感染防止情報、ポスターには他人との接触を避けることや、手洗い、咳エチケットの励行などしか含まれておらず、HANDSケニア事務所は「ウイルス感染のルートを深く理解していない人々の間に徒な他人との交流の恐怖を抱かせるような内容ではないか」と捉えました。そこで、「個人の免疫力を高めることでウイルスから身を守ろう」という積極的なメッセージを発信しようとその方法を検討したところ、現地保健局からは認められませんでした。その一つとして、私も視覚教材開発のため、栄養改善や休息の重要さを強調する4コマ漫画を描いたのですが、「公的機関の発表内容以外のCOVID-19情報を流してはいけない」という方針に触れるという保健局からの指摘を受け、その視覚教材は使うことができませんでした。

以下は、そんな試行錯誤の末に現在実施しているCOVID-19対策研修について、ケニア事務所の若きアシスタント・スタッフ、ウィリーが執筆した記事を兼松が翻訳(一部意訳)したものです。現地の雰囲気を感じ取っていただけるのではと思います。また、写真からは、研修の 実施状況に加え、参加者同士がトレーニング中もマスク着用やソーシャル・ディスタンスの確保によって感染を防止している様子を見て取っていただけると思います。

(兼松)

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5月、 HANDSケニア事務所では、地域の保健ボランティアの知識と実践的なスキルの習得のための一連の研修を開催し、このCOVID-19の世界的流行下で重要となる、身体や生活習慣、栄養や社会心理的な側面にも配慮した包括的疾病防止アプローチを、150人以上の保健ボランティアたちに伝えました。

この包括的な疾病予防アプローチの重要な構成要素の一つが、バランスのとれた食事です。研修は「なぜ今、バランスのとれた食事が大切なのか」という問いかけから始まりました。

参加者たちは、様々な栄養素が私たちの身体を強くすること、強く健康な身体は感染症に抵抗できることを改めて考えます。私たち一人一人の免疫力は、ソーシャル・ディスタンス、手洗い・うがいといった一連の感染防止策の中の、最後の砦なのです。

保健ボランティアたちは、主要な栄養素とそれらの人間の身体における役割を学び、ビタミンCの免疫強化を助ける力に注目しました。地元で容易に入手できるビタミンC豊富な食品を次々に挙げることができるのは、保健ボランティアたちがコミュニティの一員であるからこその強みでしょう。

トレーニングの一部には、ロールプレイが利用されています。HANDSは、保健ボランティアが訪問した家庭で起こりそうな会話について丁寧に考察し、台本を作り上げました。それに沿って劇のように演じたり、自分の返答を考えたりすることが効果的な訓練になるのです。

まずはHANDSのスタッフの一人が保健ボランティア役を演じ、世帯の代表者役のもう一人のスタッフに働きかける様子を見せます。視覚教材の効果的な使い方などを実際に見て学んでもらうのです。その後でボランティア同士がペアになり、ボランティア役と世帯の代表者役になって、やりとりを練習します。HANDSのスタッフと保健局の指導担当者は会場を見て回り、適宜、助言やサポートを行います。このアクティビティを通じて、保健ボランティアは必要な知識や回答方法を把握することができ、実地に役立つスキルを得られるのです。また、彼らの属するコミュニティにどのように働きかけ、どんな貢献をすることができるのか考えてもらうきっかけにもなりました。

これらのアクティビティを通じて、トレーニングを提供した側も、受けた側も共に、確かな手応えを感じ、今後の保健ボランティアたちの地域での活躍に前向きな期待を抱くことができました。

保健ボランティアたちは、コミュニティの一人一人に栄養と健康についての知識を届ける、地域の善き保健大使なのです。彼らの活動が地域の人々を健康にし、ひいてはそれがケニア全体の発展につながることを願ってやみません。

(Willy Kipyegon)

下記のHANDSフェイスブックにも同じ内容を投稿しています。
https://www.facebook.com/ngohands

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政府の方針により、あまり活用することのできなかった、4コマ漫画を使った視覚教材

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ソーシャル・ディスタンスに配慮した会場セッティング

HP掲載用の写真 20200716.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

感染予防に配慮して、密閉を避けるため屋外にて、

ロールプレイにより、視覚教材の効果的な使い方を研究している様子。

また、マスクを着用した上で、互いの距離・顔の向きにも気をつけています。

HP掲載用写真2 20200716.jpg

効果的な手洗い方法を練習する様子。

 保健ボランティアは家庭訪問時、家に入る前に手を洗い、その家の人にも一緒に手を洗ってもらうよう促します。

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HANDSスタッフが保健ボランティア役、保健局の指導担当者が世帯の代表者役を演じ、家庭訪問のロールプレイを見本として見せている様子。

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参加者の間を巡回してサポート

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トレーニングの一環として動画を視聴

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ネリーの在宅勤務 活動ニュースケニア

COVID19 禍中の現在、 HANDS ケニア事務所 の現地職員たちも、 可能な限りテレワーク体制で業務を継続 しています。スタッフの一人が、子どもたちとの微笑ましいエピソードと共に、テレワークの利点や感染防止に対する意識について執筆してくれましたので、皆様にもお見せできればと思いました 。建設担当である彼女は、現在も、必要に応じて現場に出向き、政府や学校関係者、現場監督、地域住民との調整 を始めとし 施工管理 を行っていますが、事務作業については在宅勤務で行っています。家庭での様子の分かる写真や、 フィールドでの関係者との話し合いの様子の分かる写真と共にご覧いただき、HANDS ケニア事務所の取り組みを知っていただくのと同時に、スタッフの日常を身近に感じてもらえれば 幸いです 。

ケニア事務所兼松 結(かねまつゆい)


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こんにちは。私は建設部門のテクニカル・アシスタントとして働いているネリーです。常に子どもがそばにいる状況で仕事をするのは簡単なことではありませんよね 。今、テレワークで働いている私は、子どもたちが外で遊んでいる時間や、下の子が寝ている時間を見計らって業務に当たっています。外遊びに飽きると私のノートパソコンに興味を示し始めるので、私は仕事を一旦中断し、その間に家事を手早く済ませます 。テレワーク準備のため、パソコンや周辺機器を初めて家に持ち帰った時は大変でした。下の子は、インターネットを使うための外付け機器を気に入ってしまい、それが自分の携帯電話だと言い張って、誰<にも触らせようとしませんでした し、 ノートパソコンも「わたしのテレビ」になってしまいました。幸い、数日後には私に使わせてくれるようになりましたが。やれやれ!でも、もっと大変なことになってい たかもしれないと思えば、まずまずの状況です。

ところで 私のようにテレワークを始めた皆さん、 在宅勤務でこんなに時間が節約できるようになるなんて思っていましたか? 通勤にかかっていた時間が、まるまる他のことに使えるんですから。 節約できた時間は、仕事以外のことや、家族のために使えます。とくに、 COVID 19 の流行の影響下にある今は、家族の安全を確保することが本当 に重大事になってきます。
あなたに出来る一番良い方法を見付けて、家族の皆 が ソーシャル・ディスタンスを保 つよう 、不要不
急の外出を避けるよう 導き ましょう。 衛生習慣を守り、何より重要なことは、栄養バランスの良い食事と充分な休息をとれるように 気を配りましょう。それが免疫力を高めることにつながり、私たちの身体
を、どんな伝染病とも闘える強い身体にしてくれます。
もう一つ、テレワークの良いところは、自分の勤務スケジュールを 、以前よりも自由に立てられるところです。素晴らしいことじゃありませんか?セルフ・マネジメント能力を成長させていくことができますし、毎日決まりきった時間帯に働 いていた 時 と比べると 、工夫して 仕事の時間を見付けていく日々は刺激的です。
さあ、テレワーク で一緒に頑張っていきましょう!

Tobon Nelly Chemutai

仕事をしつつ親子の触れ合いタイム

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一人で仕事に専念できる貴重な時間

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お母さんが家にいる時間が長くなってご満悦な娘たち

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プロジェクト対象地の学校での調整業務の様子

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建築の進行を監督・指導する様子

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ケニアからのCOVID19現地報告記事 活動ニュース

みなさま
新型コロナウィルス警戒態勢状況下でのケニアで、HANDSケニア事務所のプロジェクトオフィサーである、兼松結(かねまつゆい)が現地での体験を日記風にまとめましたので共有させて頂きます。兼松は今年2月にケニアに派遣されたのですが、新型コロナウィルスの影響により4月上旬に一時帰国を余儀なくされました。ケニアの現地市民の様子がよくわかる記事だと思いますので、ぜひご一読ください。

『COVID-19とHANDSケニア』 兼松 結

2月18日(火)

ケニアに入国。ジョモ・ケニアッタ国際空港の感染症対策は非接触型体温計で体温を確認された以外はとくになし。

2月23日(日)

 HANDSのケニア事務所があるケリチョーの町中で「ケニアにコロナを広めるために中国から来たのか」と声をかけられる。

3月8日(日)

 欧州でも感染者が増え、ケリチョーでもCOVID-19について話す人々が増えた印象。「俺たち黒人は皮膚が強いからコロナにはかからない」という風説を聞いた。

3月11日(水)

 WHOがパンデミックを宣言。私はVISA延長のため、陸路移動で約5時間かかる首都ナイロビに出張したが、とくに感染対策は目に付かなかった。「黒人はコロナにはならない」という風説を再度聞く。

3月13日(金)

 ケニア国内で初の感染者が見つかる。

 事務所内で勉強会を開く。公衆衛生の知識のある職員がウイルスの特徴や感染防止方法を説明。また、感染すると何%程度に症状が出、何%程度が重症化するのかといった情報も共有した。農村部ではCOVID-19にかかると全員が死ぬといったデマも流れており、このような冷静な情報をHANDSスタッフが周囲に広めていくのは意義深いことだと思われた。

 他、人々の間に広まっているデマ・噂としては、新型コロナウイルスが手の皮膚から体内に入るというもの(手指の消毒が強調されているせいか)、咳をしているアジア人が町で見つかったので無理に病院につれていって検査をさせたらCOVID-19陽性だったというもの、アルコール飲料を飲めば体内のウイルスが死ぬというもの、また、バイクタクシーに乗っている間は風圧でウイルスが後方に流れ去るので感染しない、というものがあった。

3月16日(月)

 全国の学校が閉鎖に。また、1人目の感染者と接触した人々3人の感染が確認された。デマの流布を防止するため、公的機関の発表と一致しないCOVID-19情報を発信した者は逮捕されるとのこと。実際、SNSでそのような情報を流した学生が逮捕された。政府から発表された、感染防止のためのフライヤー・ポスター画像を事務所内で確認。手洗いや咳エチケットが主だった。

 多人数の集まる集会も禁止されたため、今後のワークショップ等開催について再検討。参加者が大人数にのぼる予定は無かったため、会場内のソーシャルディスタンス等に配慮して、様子を見ながら実施することに。無用な不安感を抱かせる恐れから、マスクの着用については見送った。

3月17日(火)

 学生同士、または迎えの親と一緒に自宅に向かう寮生の高校生を町で大勢見た。

銀行の入口に簡易蛇口付きの水タンク(※手を洗った後で水を止めるためにタンクの栓に触らなければならない)とハンドソープあり。訪問者全員に手洗いが求められた。

3月18日(水)

 事務所内の感染予防についてのミーティング。事務所敷地の門に手洗い設備を置くこと、事務所・車輌に手指消毒用アルコールスプレーを置くことが検討された。

3月19日(木)

 手洗い、咳エチケットを強調する政府のリーフレットに加え、栄養バランスの良い食事や充分な休養によって免疫力を高めることで感染リスクを下げようというメッセージを地域に発信できないだろうかと事務所内で検討。4コマ漫画を活用した視覚教材を開発するも郡の保健課オフィサーに「公的機関以外が独自のCOVID-19情報を発信してはいけない」というルールに触れかねないのではと指摘される。

 郡の保健課の入っている建物は黄色テープで入口を封鎖して一般の来客を断っており、アポイントをとっていた我々は手指をアルコール消毒した後に中に通された。

3月20日(金)

 COVID-19ホットラインがケリチョーにも設置される。かけてみた人の話だと、回線が込み合っているのか、繋がらないとのこと。

町中の店からハンドソープが売り切れ、入手できなくなる。消毒用アルコール は在庫あり。

スーパーマーケットや飲食店、小型乗り合いバス・タクシーのほぼ全てが、入口に手指消毒用アルコールを備えつけ、警備員や荷物預かりのスタッフ、運転手が来客全員の手にスプレーするように。中には、消毒用アルコールが入手できなかったのか、茶色がかったべとべとする液体を来客の手にスプレーしているスーパーマーケットもあり、刺激臭などから、アンモニアベースの消毒液ではないかと思われた。

3月23日(月)事務所敷 地の門に手洗い設備を設置。ハンドソープが無いため、固形石鹸をカバーと共に吊るした。事務所内、共有部の清掃時にアルコール拭きを始める。

3月24日(火)

 NGOを管轄する政府機関である、NGOボードが閉鎖との情報。NGO職員の就労ビザの申請には、NGOボード発行のレターが必須である。

3月25日(水)

 国際線の旅客機がすべて運行取りやめになる。

タクシー運転手が消毒液にグリセリンを混ぜたものを使っていた。アルコール濃度が保てているのか不明。

 スーパーマーケットではレジ付近の床に間隔を保つための目印が付けられた。また、レジ係など、マスクをしている店員がよく目につくようになった。

3月26日(木)

 ナイロビ以外でも感染が見つかる。カジアド郡を含む4郡。ケニア国内で初のCOVID-19による死亡者が確認される。

 HANDSケニア事務所で最初の一人がテレワークを開始。以降、準備が整った職員から順次テレワークを始め、31日に事務所全体がテレワーク体制となった。

3月27日(金)

 夜間(19時以降、翌朝5時まで)外出禁止令が出る。

 翌週から、基本的には事務所全体をテレワークとする方針になり、スカイプミーティングの予行演習等を行った。

 また、通勤時の感染リスクを下げるため、運転手の一人に事務所に泊まり込んでもらうこととなった。

3月31日(火)

 在ケニア日本国大使館より「帰国を至急検討してください」との領事メールが届く。

4月2日(木)

 一日20人程度の新規感染者が発生するようになり、ケニア国内の感染者数が 100人を超えた。

4月3日(金)

 銀行では屋外に間隔をあけた待機列、手洗い設備、非接触型検温あり。

韓国大使館のチャーター便の席を確保。

4月6日(月)

 大統領令により、ナイロビ、モンバサ等の都市間移動が禁止される。

 私は早朝に、ケリチョーから陸路移動で約6時間のジョモ ・ケニアッタ国際空港へ移動したが、とくに検問が見当たらず。途中ナクル辺りで路上取り締まりの警官にマスクを着用するよう言われる。空港敷地内に入る前にはタクシー運転手が使い捨てのラテックス手袋を付けた。空港に入る時はこのような装備が求められる、とのことだった。空港ゲートのすぐ内側では、3、4人のスタッフが農薬散布機のような器具で舗装路面を消毒していた。

空港ビルは人気が無く、職員は全員がマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保ってミーティングを行っていた。乗客も2mの間隔を開けて列を作るよう指示される。

4月7日(日)

 カタールのドーハ で乗り継ぎ、成田空港着。感染の拡大した国からの到着者と、そうでない者に分けられて降機。私は後者になり、非接触型検温と問診のみで検疫を終える。空港内泊。

4月8日(月)

 千葉の待機先ホテルに移動。14日間の自主隔離を行った後、帰宅。

終.

最後までご一読頂きありがとうございました!!

HANDSスタッフ一同


ケニア、パプアニューギニア、シエラレオネからの活動報告 活動ニュースケニアパプアニューギニア

昨今の新型コロナウィルス感染症により、HANDS の事業の三拠点である、ケニア、パプアニューギニア、シエラレオネでは、活動の幅が制限させられる中、各国の駐在員や現地スタッフ、東京事務所スタッフ一同は、今私たちにできることに日々最大限の奮闘をしています。現地からの現在の活動状況が送られてきましたので、ぜひご一読頂けたら幸いです。

<現在の活動内容>

**********************ケニア**********************

ケニアでもCOVID-19対策が徐々に厳しくなり、テレワーキングの開始、集会規模の縮小、会場内のグループ分けや戸別訪問での研修等、HANDSケニア事務所も対応に追われました。

一方で、この状況下だからこそ必要な活動を精力的に進めています。免疫力を高めるバランスの良い食事の推進や、正しい感染対策情報の発信、知識とスキルの普及等です。

今後は、工夫して日本NGO連携無償資金協力によるプロジェクトの2年次を進めつつ、COVID-19に関しても地域の保健状況向上のために活躍していきます。

●詳細はこちらへ↓

https://www.facebook.com/handskerichokenya/

 木陰での個別研修 

ケニア 木陰での個別研修.jpg

 ********************パプアニューギニア*****************

パプアニューギニアでは、現在、新型コロナウィルス感染者は8名といわれています。
海外からの感染者入国を防ぐため、3月末に商用国際線の入国が一時的に廃止され、事業担当者も入国できない状況が続いています。プロジェクトマネージャーである寺田の2月の出張も延期となってしまいました。

その様な中でHANDS PNG事務所のスタッフは、これまでの活動で研修を終えた村落保健ボランティアと一緒に、新型コロナウィルスに関する健康啓発活動と手洗い器具「Tippy Tap」の普及を急ぎ進めています。携帯電話が普及した今、人々は情報を入手することは簡単になりましたが、ウィルスの感染経路や具体的な予防方法がわからず不安を抱えていたという声を多く聞きました。
健康啓発キャンペーンはとても多くの人から歓迎を受けています。
 政府により集会が禁じられている今、普段の研修を進めることはできませんが、健康啓発キャンペーンを通じて一人でも多くの人々に予防方法をお伝えできればと奮闘中です。

●詳細はこちらへ↓

https://www.facebook.com/jicapr/posts/2853106221392173

【 村落ボランティアとTippy Tapの普及を実施中 】

ケニア Tippy Tap 普及活動写真.jpg

**********************シエラレオネ*******************

シエラレオネのプロジェクトを担当しています藤井千江美です。3月にシエラレオネに行く予定でしたが、新型コロナウイルス感染症で渡航を断念しました。シエラレオネでは4月1日時点で2人目の感染者が確認され、国内全土を対象に4月5日から7日の3日間外出禁止措置がとられました。

小学校も休校となっていますので、今後の動向によりプロジェクト実施にも影響が出ることも考えられますが、現地では着々とプロジェクト担当者のサンティギさんが、小学校の先生、生徒そして地域住民たちと話し合いながら進めてくれています。現地とメールベースで連絡を密にとりながら、私も国内でやれることを日々懸命に取り組みたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

●詳細はこちらへ↓

https://readyfor.jp/projects/moringa-africa

【 シエラレオネの農村部で育む、自立した子供たちの栄養改善を! 】

シエラレオネ 子供たちに栄養改善を! .png

ここまでお読み頂き、ありがとうございます!!
今後ともHANDSへの温かいご支援をよろしくお願い致します。
HANDS一同

【母子手帳国際会議の延期について】 活動ニュースイベント母子健康手帳

第12回母子手帳国際会議について、以前チラシを掲載しました通り、

2020年7月8日(水)~7月10日(金)を予定していましたが、

世界的な新型コロナウィルス感染拡大により、以下の日程に延期が決定しましたのでお知らせ致します。

【第12回母子手帳国際会議】

時:2021年7月14日―16日

場所:アムステルダム大学

以下は国際母子手帳委員会代表の中村安秀先生からのメッセージです。

平素はご高配をいただき、心よりお礼を申しあげます。

世界中で新型コロナウイルス病の感染拡大がとまりません。

さて、「第12回母子手帳国際会議」の

新しい日程が決まりましたので、ご報告申しあげます。

東京オリンピック・パラリンピックの直前ではありますが、

アムステルダム大学の夏季休暇中の会場を早く確保したいという

オランダ側の事情もあり、上記の日程に決定いたしました。

もちろん、この時期までに新型コロナウイルス感染が落ちついているかどうか

まったく見通しはたっておりません。

ただ、時間的な余裕はありますので、オンライン開催の可能性も含めて

参加者の方々に満足していただける国際会議になるよう準備していく所存です。

協力委員およびオブザーバーの皆様におかれては、これまでと同様に、

引き続きご支援ご協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願いします。

いまは大変ですが、皆さま方と顔を合わせて、膝をつき合わせながら、

母子手帳について楽しく語り合える日が、必ず再び来ることを待っております。

皆さま方におかれましては、新型コロナウイルス感染の影響でご多忙、

あるいはさまざまな困難な事態におられるかと存じます。

どうぞ、ご家族、ご同輩も含めて、くれぐれも御身ご自愛ください。

国際母子手帳委員会 代表

中村安秀

***********************

Postponement of the Conference to 2021!

In light of the COVID-19 pandemic, the International Conference on the Maternal and Child Health Handbook made the difficult, tough but necessary decision to postpone this year's conference, scheduled in July 2020, to July 14-16, 2021 at the University of Amsterdam, in the Netherlands.

The pandemic has turned the world upside-down as governments seal their borders, restrict travel and put millions on lockdown to prevent the spread of the disease. In the Netherlands, the host of the conference, social life has been scaled down. Schools and childcare centers are closed and people are encouraged to stay at home and work from home.

These mitigation measures are scheduled to coming weeks, but it seems it will take much, much longer. It is not wise to hold a conference where speakers and participants from all over the world will fly in and share rooms. We want to do our part to prevent the spread of the disease.

We hope we can meet under better circumstances next year. Next year, we are going to work with renewed energy and make it a great conference!

For now, we wish you and your loved ones the best of health,


Yasuhide Nakamura
Chair, International Committee on MCH Handbook
Professor, Emeritus, Osaka University, Japan
Professor, Konan Women's University, Japan.

Anneke Kesler-Koppe
Chair Host/Local Organising Committee (Amsterdam 2020)
Member, the International Committee on MCH Handbook
Public Health Services Amsterdam, the Netherlands

昨年1年間、HANDSへのご支援やご寄付をいただき、感謝申し上げます 活動ニュース

★ご支援ありがとうございます。以下は2019年に会費納入、寄付してくださった方々です★

NPO法人HANDSは皆様からの寄付金や会費によって支えられています。

紙面の関係で役職名、敬称等は省略させて頂きます。順不同です。ご了承お願い致します。

【正会員】 【賛助会員】 【ハンズマンスリーサポート】 【寄付】 【寄付】 【寄付】
飯塚 脩 小野坂 絵美 栗原 裕子 藤岡 順子 折戸 裕幸 廣内 かおり
岩本 あづさ 川原 恵樹 関 真幸 風間 春樹 中山 繁子 佐野 政史
遠藤 俊治 熊谷 秀規 杉下 智彦 三枝 千恵子 奥山 桂子
大西 真由美 坂元 晴香 高田 智子 龍山 秀子 藤平 栄一
緒方 智行 下郷 恵子 定森 徹 岸本 美代子 長島 美紀
加藤 誠治 當山 紀子 鈴木 庸子 大丸 芳子 芹川 智洋
篠原 都 原 知里 山田 優子 江藤 美枝子 菊池 直子
鈴木 英介 平岩 美幸 山田 悠平 大高 加世子 戸崎 康子
鈴木 庸子 広瀬 郁夫 内田 吉昭 永沼 冶枝 須藤 千賀子
曽根 和枝 渕向 透 大津 淑子 中野 博美 永島 俊夫
高木 史江 堀内 清華 太田 章 勝田 洋輔 嶌 佳代子
工位 夏子 間宮 志のぶ 高木 史江 長野 美樹子 宮崎 絵美
竹下 夏美 三村 紀美子 西内 正彦 小林 育子 新田 英理子
舘野 広大 武者 美喜子 古賀 美佐子 永吉 道子 大島 純子
塚原 高広 門元 記子 太田 初夏 中澤 詠美子 小林 富美子
寺田 美和 山下 友記 太田 夏澄 平田 守 巣内 秀太郎
西原 三佳 伊津野 知多 平田 直也 木本 一彰
八鳥 知子 【学生賛助】 内野 浩 平川 敏雄 高橋 和枝
八田 早恵子 今井 彩 矢野 和美 森本 佳代子 大西 哲平
板東 あけみ 嘉茂 優喜 上島 幸夫 森本 文広 津山 直子
松本 由美子 渡邉 洋子 森本 加恵 大西 裕
高橋(メラ) 圭子 【法人正会員】 亀山 恵理子 宇田川 妙 太田 慶子
森脇 浩一 ライオン株式会社 大野 錠治 吉留 昌幸
横田 雅史 高藤 秀憲 鍛冶 鯛子
渡辺 学 村林 基男 石野 愛子
八鳥 知子 東海 克憲 石野 萌子
奥田 鹿恵子 久保 治郎 大野 眞治郎
小椋 寿美江 澁澤 龍太
唐木 まりも

【ケニアマンスリーサポート】 【ケニア指定寄付】 【PNGマンスリーサポート】 【PNG指定寄付】 【シエラレオネ指定寄付】 【母子手帳指定寄付】
朝枝 優子 大西 真由美 狩野 聡 寺田 知英子 山田 楚野枝(3回) 榊敏 朗
新井 ひかり 川島 一枝 関 真幸 寺田 美和 鶴田 厚子 小沢 浩
新井 ルミ子 北島 寿子 塚原 高広 山中 恭子 高田 智弘 小沢 愉理
荒谷 知佳 平田 昌弘(2回) 西 直子   永吉 道子 三浦 佳世
宇佐美 恵 佐久 志歩 松尾 ふみ   漆山 裕希 渡邉 智子
古藤 誠一朗 徳成 武勇 安田 達朗   妹尾 みち子 山本 ゆか
小林 由季 Rosana Quintero 横田 雅史   甲斐 智子
佐藤 学 北島 慶子       加藤 はる江
島田 瑞穂 小川 洋子       太田 薫
鈴木 佳奈 平田 忠     森永 京子
関 真幸 小野 真     赤井 誠生
内藤 和美 大森 三亭     別府 たえ子
原 知里 藤田 隆明     友安 由貴子
平岡 咲幸希 金子 澄江     鯵坂 友美
広瀬 郁夫 水野 貞子     桑山 具隆
法師人 美有紀 古畑 愛子      
松尾 ふみ 奥村 友子    
松本 佳久 八木 亮介    
柳田 啓之      
横田 雅史      

としょかん通信にHANDSが掲載されました! 活動ニュース

公益社団法人 全国学校図書館協議会が発行している、「としょかん通信」にHANDSの取り組みが掲載されました! としょかん通信<中・高校生版2020年2月号>でSDGs(Sustainable Development Goals)に焦点を当てた記事が掲載されました。 HANDSはSDGsの3番目の目標「すべての人に健康と福祉を」の項目に関連して、母子手帳推進支援の取り組みが紹介されました。 是非ご覧下さいませ。 ★としょかん通信2月号全体 IMG_0792.JPG ★世界に広がる母子手帳(NPO法人HANDS)部分拡大 IMG_0794.JPG
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