JICA国別研修−パレスチナ母子健康手帳の作成と効果的運用−
2006年2月(JICA)

HANDSは国際協力機構(JICA)の委託を受け、国別研修「パレスチナ母子健康手帳の作成と効果的運用」を実施しました。「パレスチナ母子保健に焦点を当てたリプロダクティブヘルス向上プロジェクト」の一環で行われた本研修には、パレスチナ保健庁の母子健康手帳タスクフォースから7名が参加しました。

研修員は、講義・視察等を通じて、日本の母子保健や母子健康手帳の活用への理解を深め、専門家らの指導・助言を受けながら現地で進めていた母子健康手帳ドラフトを完成させるとともに、母子健康手帳の配布・普及の戦略や手法なども学び、今後の現地でのアクション・プランを策定しました。

  本研修の特徴
 本研修では、パレスチナの母子保健向上を目指して、多くの人々や機関による有機的な協働が実現したことが挙げられます。母子健康手帳の印刷をUNICEF、技術協力をJICAが担当するという国際協調のもと、インドネシアでの母子健康手帳の開発・普及に関わった元JICA専門家らが講師を務め、研修の実務を担当したHANDSと訪問先の埼玉県がインドネシア国別研修の経験を活かし、パレスチナにおける母子健康手帳プログラムの開発に応用するという実践的研修であったといえます。参加した研修員と日本の母子保健関係者との間にも多くの共感と協働が培われました。

  研修の成果
 2週間の研修コース日程を終えた研修員7名は、帰国後、現地の母子健康手帳プログラムで中心的な役割を担い、2006年6月には、パレスチナ版母子健康手帳が印刷され、モデル地域での配布も始まりました。

  今後に向けて
 HANDSは、本研修から得た経験や教訓などを活かして、今後さらに充実した研修事業に取り組んでいきます。


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