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<2011年5月〜2011年8月>
世界母乳育児キャンペーンイベント 「コンテスト」
8月第1週の世界母乳育児キャンペーン開催に向け、7月中に対象地域5カ所でコミュニティ参加者によるコンテストを開催。優勝グループを決定した。8月のキャンペーン本番は、上位3位グループの出し物発表。本コンテスト開催により、より多くの地域住民に完全母乳育児を意識づけすることを狙います。

準備は5月から開始。活動の対象地域である5カ所にて、母乳育児サポートグループの住民代表と共に、伝統的産婆(TBA:Traditional Birth Attendant ※専門教育を受けていないが地域で信頼されている分娩介助者)を招き、完全母乳育児に関する知識確認、コンテストの参加者動員方法について話し合いを行う。

●打ち合わせ日程
エリア 第1回会合(参加者人数) 第2回会合(参加者)
Kipsitet(キプシテット) 5/13(住民13、保健スタッフ3) 6/9(住民13、TBA14、スタッフ2)
Kenegut(ケネグット) 5/16(住民11、保健スタッフ1) 6/13(住民5、TBA12、スタッフ2)
Kabianga(カビアンガ) 5/17(住民5、保健スタッフ2) 6/7(住民5、TBA42、スタッフ2)
Sosiot(ソシオット) 5/18(住民8、保健スタッフ3) 6/23(住民8、TBA16、スタッフ4)
Chepkemel(チェプケメル) 5/23(住民15、保健スタッフ1)

6/15(住民13、TBA21、スタッフ3)

本プロジェクトでTBAを招くのは初めて。TBAも、こうゆう場に参加するのが初めてとあって、完全母乳育児に大きな関心を示し、様々な話をした。自宅出産と施設出産の違い、衛生、薬草などなど。またTBAの皆さんからは、こうした研修を再度開いてほしいとのリクエストがあがった。積極的に考慮していきたい。
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●予選コンテスト開催
エリア 日程 出演グループ 参加人数
カビアンガ 7/6 4グループ 79名
キプシテット 7/7 16グループ 240名
ケネグット 7/12 10グループ 148名
チェプケメル 7/13 7グループ 119名
ソシオット 7/15 11グループ 165名
今年のコンテストは完全母乳育児だけでなく、自宅出産のデメリットや乳幼児への薬草の使用をやめるようアドバイスするものが目立った。

またある劇では、自宅出産をやめて保健施設で出産するよう、そして完全母乳で育てるよう母親に教えるシーンがあり、そこで「日本のNGOが開いた講習で教わった」というセリフがあった。もちろん日本のNGOとはHANDSのこと。現地で認められたようで感慨深い。
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●チェプケメルでのコンテスト
地域の6村すべてからグループ参加。全域で少なくても参加15名の人は完全母乳育児を知っているということである。グループの出し物はほとんどが劇。準備や練習に時間をかけたと思われる。小物や衣装、セットにもこだわった熱のいれよう。準備の過程何度も集まって練習したかと思うと感動。そして歌のなかで「HANDS」という歌詞が入ってたことでさらに感動。

●キプシテットでのコンテスト
コミュニティ11グループからに加え、小学校5校の参加があった。スクールヘルスで訪問した2校、サポートメンバーが関係する3校。サポートメンバーが学校とのつなぎに積極的である。参加者は240名と5カ所中もっとも多く、大いに盛り上がった。
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●カビアンガでのコンテスト
参加グループ数は活動地域の中で一番少なかったが、昨年よりも1グループ多い、計4グループが参加。サポートメンバーの事前会合出席率が低く、コンテストにもあまり期待が持てなかったが、その分保健施設スタッフがポエムを披露するなど協力してくれた。
●ケネグットのコンテスト
歌の出し物が多かったので、全体的にスムーズに進行。他の地域と比較して、おそろいの衣装が目立った。教会で特別な時に着る服らしい。優勝チームの教会の女性グループは歌とポエムだったが、普段から披露しなれているからかよく統率されていた。

●ソシオットのコンテスト
歌で始まり、短い劇、そして歌で終わる、という出し物が多かった。コンテストなので互いで競い合うのが基本だが、グループ間で衣装や楽器の貸し借りをしていたことが微笑ましかった。全グループの出し物終了時に、参加者全員役165名で歌を歌ったのは圧巻だった。

●まとめ
昨年と比べて、今年は2回の事前会議をフィールドで開催したこと、2回目にはサポートメンバーの住民だけでなく、伝統的産婆(TBA)を招待したことで、多くの住民たちを動員でき、最終的には昨年の倍となる約750名の住民参加があった。

コンテストの出し物も、これまでの研修やコミュニティ会議で伝えてきたことがよく反映されていて、正しい知識を各コミュニティに伝えることができていると実感することができた。