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ケニヤ

ケニア国では、1歳未満の乳児死亡率が依然として高く、その原因の大部分が感染症と栄養不良によるものです。また、5歳未満の低体重児は約19%(※)にのぼります。

母乳は栄養不良だけでなく、感染症からも乳児を守り、「2歳までの適切な母乳育児、とりわけ生後6カ月間の完全母乳育児をすることで、途上国では5歳未満時の死亡を13%予防できる可能性がある」と言われています。しかしながら、ケニアの完全母乳育児の割合は約13%(※)にすぎません。

HANDSは2005年〜2008年までケニア・ケリチョー県で妊産婦ケアの改善を目標としたプロジェクトを行い、県保健局とコミュニティーの住民を巻き込んだ活動は、お互いの信頼関係を築きあげました。対象となったヘルスセンターでは24時間の分娩サービスが提供できるようになり、そこでのサービスに対する母親の満足度も飛躍的に高まりました。(→SAMOKIKEプロジェクト
しかし一方、このプロジェクトを通して、産後の母親・新生児に対してのケアが不十分であるため、母体の健康状態が把握されていなかったり、母乳・育児に関する問題が生じている現状も明らかになってきました。

前回のプロジェクトで妊婦ケアに焦点を当てたことに続き、今回は「母乳」を切り口として、出産後の母子に焦点をあてたケアの改善に取り組んでいきます。

※1 Ministry of Health Kenya, 2003. Demographic Health Survey

 
JICA草の根技術協力事業 ケニア国ケリチョー県 母乳育児に焦点を当てた母子保健サービス向上プロジェクト
活動ニュース
  ケニアの赤ちゃんのために100kmWalkingにチャレンジ!
写真で見る活動レポート<2009年8月〜2010年3月>(2010.3.15)NEW
ケニア出張レポート5 『保健センター訪問』(2010.2.23)
ケニア出張レポート4 『ケリチョーでの食生活』(2010.2.21)
ケニア出張レポート3 『HANDSケニアのオフィス』(2010.2.19)
ケニア出張レポート2 『ナイロビからリフトバレー州ケリチョー県へ〜車窓からの風景〜』(2010.2.19)
ケニア出張レポート1 『ナイロビ到着。賑やかな東アフリカの大都市』(2010.2.19)
ケニア現地駐在員日記(3)「全国子育てキャンペーン」(2009.11.25)
ケニア現地駐在員日記(2)「クリスプス・アンド・チップス」(2009.11.4)
ケニア現地駐在日記(1)「自己紹介」(2009.10.30)
  >>活動ニュース一覧

概要
実施期間

2009年8月〜2012年1月

対象地域 ケニア国南リフトバレー州ケリチョー県

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カウンター
パート

ケリチョー県保健局

支援対象者

ケリチョー県内のヘルスセンター(5ヶ所)のスタッフ20名
この地域の母子約5,000名
住民約61,000名

実施体制

プロジェクトマネージャー 1名、専門家 2名(短期)
ローカル・スタッフ 5名
本部プログラムオフィサー 1名


プロジェクトの目標

プロジェクト目標

母乳育児を継続できる母親が増え、乳幼児の栄養が改善される。

活動における目標(成果)

ヘルスセンタースタッフの母乳育児に関する知識と技術が向上する

コミュニティ住民の母乳育児に対する意識と知識が向上する。

県保健局の母乳育児に関わる母子保健サービスへのモニタリング体制が向上する。


主な活動
上記成果の達成に向け、現地の人びとを中心に下記活動を実行していけるよう支援していきます。

母乳育児(早期授乳・完全母乳の啓発、母乳トラブルへの対応、HIV 陽性者への授乳方法など)に関わる研修の内容・教材を検討し、ヘルスセンタースタッフに対して技術研修を実施する。

ヘルスセンタースタッフが定期的な産後/新生児・乳児健診、新生児・乳児の発育や授乳婦の体重モニタリング、母乳・栄養相談を実施する。

母乳育児推進に向けて、ヘルスセンタースタッフとコミュニティ組織の代表との対話・連携促進を目指した合同研修を準備・実施する。

母親グループなどの既存のコミュニティ組織が、地域での母乳育児が効果的に促進されるための活動を計画・実施し、母乳キャンペーンに参加する。
県保健局が、母乳育児推進に関わるヘルスセンターのサービスについて、モニタリングとフォローアップとを行う。さらにプロジェクトの経験を元に、地域の実情に応じた母乳育児推進に関する活動を計画・立案する。

>>先行プロジェクト「ケニア国西部地域保健医療サービス向上プロジェクト(SAMOKIKEプロジェクト)」
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