2018年度「トヨタ環境活動助成プログラム」に申請していた、ケニアのプロジェクト「ケリチョー郡半乾燥地域の小学校とコミュニティでのアグロフォレストリー普及」が採択されました。2019年1月より2年間のプロジェクトで、目標として以下を掲げています。
森林破壊や貧困のなかなか止まらないケニア共和国で、長期的視野で自然と調和した生活を意識的に選択できる人材を育てることで、現地の人々が、現在起こっている自然破壊を食い止める生き方を実践し、周りにそれを普及し、次世代に継承していくことを目指す。具体的には、換金作物としてサトウキビ栽培が大規模に広がる半乾燥地域である事業地の住民が、小学生や地域の保健ボランティア(CHV)から自然環境保護の意義やアグロフォレストリーについて学び、実践し、樹木を増やすことで、多様な生物の保護、土壌の回復や保全、農地の生産量の増加等を達成する、持続可能性の高い自然と共生する農村モデルを自立的につくっていくことを目指している。
この場を借りて、再度「トヨタ環境活動助成プログラム」に、心より感謝申し上げます。