母子手帳が日本で使われ始めて70年が経ちました。それを記念して「母子手帳70周年記念シンポジウム」が、2018年11月13日(火)に開催され、HANDSも後援しました。
【趣旨】
世界に先駆けて、母と子の健診記録や健康教育が一冊にまとまった母子手帳が配布されたのは1948年(昭和23年)でした。終戦直後の貧困と物資不足の時期に、母と子のいのちを守り、食糧配給の記録としても活用された母子手帳。いまでは世界40以上の国や地域に広がり、「だれひとり取り残さない」持続可能な開発目標(SDGs)をめざした活動に貢献しています。
70年前に母子手帳を開発した先達の先駆性に改めて敬意を表するとともに、世界の次世代のために、いま私たちは何をすべきなのか、未来志向の議論を期待しています。