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活動ニュースケニア

育て小さな苗木たち

7月30日。ここはLaitigo小学校の校庭。昨日から設えられたテントの下では、次々に到着する招待客をMrs.Bettが笑顔と握手で忙しく迎えている。

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写真 1 Mrs. Bett

式典のホスト兼進行役を務める彼女はLaitigo小学校校長。HANDSが今年1月に開始したプロジェクトが対象としている10校のうち、これまで最も著しい成果を示してくれた学童による環境クラブと地域ボランティアたちを率いている。

2年間のこのプロジェクトはトヨタ環境活動助成プログラムの支援を受け、ケニア国ケリチョー郡半乾燥地域の小学校とコミュニティでのアグロフォレストリーの普及を目指している。今日は、植樹式。小さな種から育てた苗木が一人前となり、いよいよ学校の広い敷地へと植え替えられる。植林の開始である。

この日のため、HANDS内ではアグロフォレストリー担当テクニカルアシスタントであるエバンスが他の職員からアドバイスを受けながら、プログラムの構成やケータリングの選定、招待状の作成等を行ってきた。種から育成した苗木が植林されるまでに育ったことを記念すると同時に今後の成長を祈願するため、特に各校の環境クラブメンバーたちに焦点を当て、さらに植林を一人でも多くの参加者に体験してもらい、この式典を広い地域全体の共通体験としたいという思いから、スピーチは最低限にとどめ植林体験に時間を割いた。種類は自生種の火焔木(Nandi flame)、インドセンダン(Neem)、ハゴロモノキ(Grevillea robusta)をはじめ、ユーカリ、モリンガなど6種。それぞれの特性に応じ、校庭の広い傾斜地にすでにいくつもの小さな穴が掘られてあった。この式典後には、残る9校の対象校でもそれぞれ植林を開始する。

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写真 2育った苗木たち ナーサリーにて

テントの下、来賓席には、各校の校長と環境教育教科担当教諭、学校運営委員やPTA代表者、地元森林局、農業局、保健局、そして教育省、さらにカビアンガ大学、同じケリチョー郡で地域保健ユニットの設立を展開しているNGO, そして30名を超える対象地域の地域保健ボランティアと地域住民。学童たちを含め参加者は総計260名余り。

校庭の隅に小ぎれいに整えられたナーサリーから、苗木を手にした参加者たちが森林局のWanjala氏の指示に従い四方に散らばって行った。足元を気にしながらあちこちから笑い声が上がる。

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写真 3 Wanjala氏

童心に帰ったひと時の後は、テントに戻りケリチョー自慢のミルクティーで一休み。テントの前方では、要人の短いスピーチに続き各校の環境クラブメンバーたちの自己紹介や自作の詩の朗読、歌や踊り、そして手早い苗木の移植の実演に拍手喝采。

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写真 4 児童による歌と踊り

今日の皆の思いを受けて育て大地の苗木たち。この子らと共に強く大きく育て。

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[ケニア]