• HANDSについて
  • 活動内容
  • 活動ニュース
  • 参加する
  • 寄付・支援する
  • 法人・団体の皆さまへ
HOME > 活動ニュース > 4月7日は「ワールド・ヘルス・デイ2017」
活動ニュースケニア

4月7日は「ワールド・ヘルス・デイ2017」

今年のテーマは「Depression: Let's talk (うつ病:一緒に話そう!)」でした。

HANDSの活動地のケリチョー郡でもこの日、ヘルス・プロモーション・チームがキャンペーンを実施し、HANDSケニア事務所のスタッフたちも参加しました。

いつも太陽が輝き、雨が多く緑が美しいケリチョー郡ですが、精神を患う人々も存在し、HANDSの事業地でも、保健ボランティアが家族と共に見守っています。

ケニアでは約29万人が、ケリチョー郡では約2,500人が、昨年1年間で何らかの精神疾患と診断されています。ケリチョー郡には、精神科の外来患者を受け入れる病院は2つ。ここで、3名の精神科専門看護師が対応しています。入院患者は隣のナクル郡の病院に送ります。

ケリチョー郡立病院のウェズリー・ランガット精神科専門看護師に状況を聞いてみました。

同病院では、精神科を訪れるのは男性よりも女性が多いそうです。原因も様々で、年齢も様々。原因としては、家庭内での暴力や、学校の勉強や男女関係のストレス、幼少期に受けた性的虐待や、母親を早くに亡くして必要な母親の愛情を受けられずに、成長後発症するケースなど、様々です。また、安く購入できる違法酒やドラッグが普及しているため、日常生活のストレスや好奇心から手を出して、中毒になるケースも多く見られるそうです。

HANDS事業地でも、ごくたまに、アルコールやドラッグ中毒による育児放棄や、家庭崩壊なども保健ボランティアから報告されていますが、違法酒製造は警察の取り締まりもきちんとなされないため、非常に難しい問題です。

ところで、ケリチョー郡保健局のイベント準備はいつもぎりぎりで、今回も3日前から準備をはじめ、前日の晩まで、バナーや配布物の印刷準備をしていました。

20170424_01.jpg徹夜で出来上がったバナー


9時開始の式典でしたが、始まったのは当然午後から。午前中は晴れていて、タウン内のマーチングで人が集まって、良い感じで始まりそうではありましたが、式典自体がなかなか始まらず、そのうち雨になり、集まって来た人々も帰ってしまいました。スピーチする予定だった保健大臣も現れず、急きょHANDSが大臣の代わりにスピーチをすることになりました。

20170424_02 3.jpg保健大臣の代理でHANDSケニア事務所のデボラがスピーチしました

雨が上がり、会場にも人が少しずつ集まりました。会場内には、分娩施設を兼ね備えたモバイルクリニックも開設され、多くの人の健康診断が無料で行われました。

20170424_03.jpg無料健診モバイルクリニック


結果的には、うまくいったと言えるワールド・ヘルス・デイでした。いつもながら、準備段階ではハラハラさせられながら、最後には帳尻合わせができてしまう、これぞケニアです。

[ケニア]