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活動ニュースブラジル

生まれ変わった農園

みなさん、こんにちは。ブラジルプロジェクト・マネージャーの定森です。

「アマゾンでの持続可能な開発」をテーマに、住民の栄養改善収入向上、さらには環境保全という包括的なアプローチで活動を続けている、ブラジルアマゾンでのアグロフォレストリー普及プロジェクトも大詰めを迎えています。

現行プロジェクト(JICA草の根技術協力事業パートナー型「アマゾン西部における健康的で持続可能な農村開発プロジェクト」)期間も残りわずかとなり、成果を確認するために、終了時調査を実施しました。

今回、調査訪問させてもらったエジウバさん(彼女の農園にて)

エジウバさんは、マニコレの農村部で夫と子どもと3人暮らし。夫婦で農業を営んでいます。

彼女は、女性は遠出をしないというアマゾン農村部の文化の中で、一千数百キロも離れたアグロフォレストリー先進地トメアスーでの研修にも参加してくれた、大変熱心な方です。

以前は、キャッサバだけの焼畑に頼っていた彼女と夫の農園は、今ではバナナ、カカオ、アサイー、タペレバー(※)などが育っていました。見事なアグロフォレストリー農園に生まれ変わっていたのです。また、さらに農地を広げるための苗作りも進んでいました。

彼女の住んでいる村は、昔先住民が住んでいたエリアで、先住民が長年にわたって蓄積した有機物が作った肥沃な黒土があり、そこに、カカオをはじめ、さまざまな作物を植えています。アグロフォレストリー畑は、一度作り上げてしまえばその後数十年にわたって安定した収益が見込まれますし、少しずつ拡張していけば非常に良い収入にもつながり、それを子どもに継いでもらうこともできます。

日々の生活がもっと豊かになるように。子どもの未来のためにも。

そんな思いでエジウバさん夫妻は、アグロフォレストリーに取り組んでこられたのでしょう。

20150519_02.jpgトメアスーでの研修。男性陣と一緒に熱心に日系篤農家の話しを聴くエジウバさん(写真一番左)

こういう方たちとプロジェクトを通じて出会え、本当に良かったと思います。

(※)タペレバーとは
陰が必要なカカオに日陰を作ってあげる果樹で、20-30メートルの高さになります。オリーブのような実が大量になり、素晴らしい香りのするおいしいジュースができます。
植物同士がお互い支えあって共存し、そしてそれぞれが豊かな実りを生み出す。アグロフォレストリーの素晴らしさを少しでも感じて頂けたら嬉しいです。

[ブラジル]