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『マニコレの医療施設』ブラジル出張報告(2)

こんにちは。ブラジルプロジェクト担当の勝山です。

前回のブラジル出張報告(1)「マナウスの病院見学」に続き、今回は「マニコレの医療施設」についてご報告します。

2月28日(土)、マナウスから小型飛行機で1時間半ほどの場所にあるマニコレ市街地に到着。

余談ですが、道中の飛行機が結構揺れました・・・。でも、現地スタッフは「この揺れ、面白いね~」と話しています。さすが慣れています。

20150330_Brazil2-1.jpg小型飛行機の前で

マニコレの医療施設は、市街地に病院が1つと保健センターが4つありますが、まずはマニコレ病院を訪問しました。

20150330_Brazil2-2.jpgマニコレ病院

マニコレ市内で救急車を所有し、入院施設があるのはこのマニコレ病院のみです。

病院について説明してくれたのは病院長のイザッキさん。定森プロジェクト・マネジャーの奥さん(テカさん)の大学時代の同級生だそうです。

またまた余談ですが、イザッキさんは結構なイケメンだと思うのですが、テカさん曰く、「夫の徹(定森PM)のほうがずっとかっこいい!!」とのこと。(ごちそう様です。)

20150330_Brazil2-3.jpg一番左がイザッキさん。右から2番目がテカさん(今回出張のコーディネートをしてくれました)

この病院にはCTやMRIはありません。検査機器であるのはレントゲン、心電図検査、超音波検査(腹部と骨盤)、マンモグラフィーです。入院患者の50%が産婦人科関連です。昨年の出産件数は約700件で、70%が普通分娩、約30%が帝王切開。帝王切開を実施する主な適用は児頭骨盤不適合と妊娠高血圧だそうです。

20150330_Brazil2-4.jpg帝王切開が行われる手術室

20150330_Brazil2-5.jpg赤ちゃんへの処置や計測をする部屋

20150330_Brazil2-6.jpg赤ちゃん、計測中

20150330_Brazil2-7.jpg赤ちゃん、かわいい~

一般の疾患では、肥満や高血圧など生活習慣に起因する傷病が増加傾向にあるそうです。

マラリアやデング熱の患者さんはそれほど多くないそうですが、昨年の雨季は異常な水位の上昇で逃げ場を失った蛇が農村部の家屋に入り込むことが多く、蛇による咬傷被害も増え、24件もあったそうです。私が訪問した日も蛇に咬まれた少年が入院してきました。

病院の次に訪れたのが、保健センターです。保健センターはどこも同じ作りです。入院施設も電話もありません。簡単な外来診療と薬の処方、産前健診、乳幼児健診、予防接種、保健指導等を担います。血液検査は簡易キットを使ったマラリア、HIVのスクリーニング検査を実施。その他は梅毒検査やデング抗体検査を行っています。

20150330_Brazil2-8.jpg保健センター外観

20150330_Brazil2-9.jpgとっても明るい歯科医ズレイカさん(左)

20150330_Brazil2-10.jpg保健センターの薬局。整理されてます!

20150330_Brazil2-11.jpg保健センタースタッフと記念撮影。(私の右はブラジル在住の日本人薬剤師、中川香奈さん)

軽症患者から入院患者まで幅広く対応するマニコレの病院と保健センター。マニコレ市街地住民の健康を守っている様子を垣間見ることができ、心強く感じました。

それでも、HANDSが活動する遠隔地の住民(人口の約3分の2)の中には、町まで船で十数時間かかる方もいるので、病床のある病院はまだ日本のように身近な存在ではありません。
普段から疾病予防や早期対処によって、救急医療にかかるリスクを減らすことが大切です。

次回は、健康維持には欠かせない食事がテーマです。出張報告第3弾、「マニコレのごはん」をお楽しみに!

[ブラジル]