特定非営利活動法人HANDSは、日本生まれの母子手帳を通じた世界の母子保健改善活動の取組を支援しています。
世界の母子健康手帳 日本の母子手帳に触発され、世界の国々で各国の文化や社会経済状況を反映した様々な母子手帳が開発されています。その多くの国でJICAやユニセフ、NGOなどが国際的な支援を行い導入・普及が進められていますが、これから母子手帳を導入しようと一部地域での試験配布をしている国もあります。 母子手帳が使われている国や地域
世界の母子健康手帳の普及状況(2009年2月時点)
(クリックすると拡大地図が表示されます)
すでに一般的に母子手帳が
使用されている国・地域日本、ブルキナファソ、コートジボワール、東ティモール、インドネシア、韓国、ニジェール、セネガル、タイ、チュニジア、ユタ州(米国) JICAや国際機関、NGOなど
によって、 母子手帳プロジェクト
が展開されている国・地域アフガニスタン、バングラデシュ、ブラジル、カンボジア、ドミニカ共和国、ラオス、マダガスカル、パレスチナ、フィリピン、ベトナム、ケニア 導入を検討している国・地域 ブータン、ブルネイ、インド、モンゴル、ナイジェリア、トルコ 上記は、HANDSが現在把握している国を挙げています(2009年1月現在)
各国の母子健康手帳
★母子健康手帳の貸出・閲覧について
特定非営利活動法人HANDSでは、世界の母子健康手帳の無料貸し出しを行っています(恐れ入りますが、送料はご負担ください)。また一点物などはお貸し出しができませんが、事務所で閲覧いただくことが可能です。
ご関心をお持ちの方は、お問い合わせフォーム、Email(info@hands.or.jp )までご連絡ください。
●インドネシア(インドネシア語)
現在、政府が主体となって全国的に母子健康手帳を配布しているインドネシア。他民族国家、多様な文化を反映し、母子健康手帳の表紙の写真は、地域の家族(ときには民族衣装をまとい)を使用するなど、異なる特色を映しています。左は最新版母子手帳。イラスト部分が配布地域ごとの写真に替わります。
※左は最新版(プロモーション用は写真では無くイラストを使用)
●タイ(タイ語)
タイでは、1985年に母子健康手帳が開発されました。ユーザー調査を行いながら何度も改訂を重ね、現在の母子手帳にはかわいい漫画挿絵を全面的に取り入れるなど、カラフルに作られ、お母さんたちが楽しく使える工夫がされています。
※基本的に貸し出しはしていません。事務所での閲覧は可能です。
●アメリカ/ユタ州(英語)
ユタ州では1990年にアメリカで初の母子健康手帳を製作。アルバムのようなしっかりとした作りで、「Keepsake(親から子への贈り物)」と呼び、ユタ州の女性に無料配布するほか、他州の保健省や医療機関などから要望があり販売もしています。
※貸し出しは、古いバージョンのものになります。
●バングラデシュ(ベンガル語)
日本に留学に来ていたバングラデシュ人医師が日本の母子健康手帳に惹かれ、2002年にバングラデシュ版を開発しました。教育を受けていない母親でも理解できるようイラストを多様し、妊娠や育児の情報を伝えるツールとして活用されています。
●ベトナム(ベトナム語)
ベトナムでは日本のNGOのサポートを受け、1998年にベンチェ省で初めて母子健康手帳を使い始めました。現在は、ベトナム保健省主導で全国版を作成し、日本からの支援を受けながら、全国展開の準備をしています。他国と違い、中身のページは、絵がほとんど使われず文字だけのシンプルな作りです。
※貸し出しは、古いバージョンのものになります。
●パレスチナ(アラビア語)
パレスチナ保健省と日本のJICA(独立行政法人国際協力機構)が協力し、2008年に初のアラビア語版母子健康手帳が完成。不安定な情勢下のパレスチナでは、健康記録となるこの手帳を持っていれば、妊婦はどの保健センターでも適切な診断・治療を受けられ、「生命(いのち)のパスポート」として活用されています。
●ラオス(ラオス語)
日本の青年海外協力隊が、母子健康手帳を試験的に導入。その後、ユニセフによって左の統一版が作られ、日本ロータリーなど様々な支援を受けながら、使用地域を広げてきました。表紙写真は、お父さんの育児参加をイメージした家族3人の姿。2008年には、WHOが新手帳を作成しています。
●ドミニカ共和国(スペイン語)
2003年にメキシコの母子手帳をモデルにして作成。米州開発銀行(IDB)の支援を受けて、農村部から試験配布が開始されました。月齢ごとのページで、子どもの写真が多用されている点と、農民家族の子どもたちが自分の手帳を持っている表紙の写真が特徴的です。
●フィリピン(タガログ語)
左の母子手帳は、日本に留学中の学生によって、少数民族(パラワン県タグバウナ族)を対象に作られた母子手帳。表紙(表裏)には島のお母さんたちの写真が満載。フィリピンにはこのほかに、保健省、ユニセフ、UNFPAにより作成された統一版母子手帳も存在します。
※基本的に貸し出しはしていません。事務所での閲覧は可能です。
●ケニア(英語)
ケニア人小児科医が日本に留学中に母子手帳に出会い、帰国後2年半をかけ、HIV/AIDSの母子感染防止などを目的にした母子手帳を開発し、母国での導入につなげました。試験配布を経て、現在全国展開をめざしています。母子の健診記録のページがほとんど。
※基本的に貸し出しはしていません。事務所での閲覧は可能です。
●東ティモール(テトゥン語&ポルトガル語)
2003年、ユニセフと保健省、WHO、UNFPA、NGOが協力して、左の母子手帳を作成しました。現在、全国で使用されています。テトゥン語とポルトガル語が併記され、INDEXもついて全体的にカラフルできれいなデザインの母子手帳です。
※基本的に貸し出しはしていません。事務所での閲覧は可能です。
この他にもありますので、お問い合わせください。ページトップへ戻る
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