特定非営利活動法人HANDSは、日本生まれの母子手帳を通じた世界の母子保健改善活動の取組を支援しています。
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第7回母子手帳国際会議バナー

日本の母子手帳を変えよう!プロジェクト

第6回母子手帳国際会議TOKYO 2008 開催報告
国際ゲスト集合写真
2008年11月8日‐10日、特定非営利活動法人HANDSは「第6回母子手帳国際会議」を、大阪大学大学院人間科学研究科国際協力学講座との共催により実施しました。

1998年、母子手帳に関する経験や知識を共有することを目的にし、インドネシア、韓国、タイ、オランダ、日本の母子保健関係者が集い、東京で「第1回母子手帳国際シンポジウム」が開催されてから10年。日本で母子手帳が誕生して60年目となる、2008年に、再び日本で開催されたことは大変意義深いものでした。

回を重ねるごとに参加国も増え、今年は16ヵ国から、政府・自治体関係者、母子保健関係者、NGOなどの面々が出席。さらに、ユニセフや国連人口基金からの協力や、外務省・厚生労働省・JICA・日本医師会・日本小児科学会・日本助産師会・母子衛生研究会から後援をいただき、企業や医療機関などからの協賛・寄付のご協力を得て、今回初めて一般参加登録を受け付け、日本の多くの皆さまにも参加いただく機会をつくることができました。

※第6回母子手帳国際会議レポートは、「チャイルド・リサーチ・ネット」にも掲載しております。
>>【日本語版】第6回母子手帳国際会議レポート―母子手帳を通じた国際協力―

>>【英語版】Continuity of Maternal, Neonatal and Child Health Care through MCH Handbook for Ensuring the Quality of Life

■開催日程: 2008年11月8日(土) 国連大学 ウ・タント国際会議場
2008年11月9日(日) JICA東京 ブリーフィングルーム
2008年11月10日(月) フィールド視察(茨城県常陸大宮市)
■参加国:  16ヶ国
バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、ドミニカ共和国、インドネシア、ラオス、マダガスカル、モンゴル、パレスチナ、ペルー、フィリピン、タイ、トルコ、アメリカ(ユタ州)、ベトナム、日本
■会議参加数:
11月8日(土) 国連大学
 開会講演、パネルディスカッション
320名
11月9日(日) JICA東京
 カントリーレポート、全体会議
106名
■協力団体 >>協賛企業一覧

ユニセフ 国連児童基金(ユニセフ)
国連人口基金国連人口基金(UNFPA)
バナー:母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」 財団法人母子衛生研究会

写真レポート

第1日目  2008年11月8日(土) 会場:国連大学ウ・タント国際会議場
写真 国連大学ウ・タント国際会議場の1、2Fを埋め尽くすほどの盛況ぶり。

また会議当日は、秋篠宮妃殿下紀子様、前福田首相夫人、南野議員もご臨席され、最前列で熱心に講演を聞いていらっしゃいました。
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第1部 開会講演
「世界にひろがる母子手帳」

ファシリテーター: NHKの迫田朋子氏(NHK)


武見敬三氏(ハーバード大学公衆衛生大学院)は、G8サミットなどにおける国際保健(グローバルヘルス)の関心の高まりについて講演されると共に、ご自身の母子健康手帳を披露されました。

写真 独立行政法人国際協力機構(JICA)の上田善久理事
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国連人口基金(UNFPA)東京事務所 池上清子所長

 

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前・ユニセフ東京事務所代表(現・ニューヨークユニセフ本部事業部副部長)

日本を発つ前に撮影したビデオメッセージにより講演いただきました。

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中村安秀先生(大阪大学大学院人間科学研究科 教授/特定非営利活動法人HANDS 代表理事)

第1回母子手帳シンポジウムから主催され続け、世界に母子健康手帳の活用がここまで広がってきているのは、中村先生のご尽力あってのこと言っても過言ではありません。

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休憩中

会議会場前では、HANDSが保管する世界の母子健康手帳の閲覧デスクを設置。多くの方が各国の手帳を次々と手に取り、興味深く内容をのぞいていました。

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第2部 パネルディスカッション
「母子手帳が暮らしを変える」

ファシリテーターは、 中村安秀先生と、
インドネシア大学のAzrul Azawar教授

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パネリスト(左から)

Sirikul Isaranurug先生(タイ)
Budihardja先生(インドネシア)
Dinh Thi Phuong Hoa先生(ベトナム)
Shafi Ullah Bhuiyan先生(バングラディシュ)

各国の母子健康手帳の取り組みを発表された後、全員が登壇し会場からの質疑を受けました。

第1日目  2008年11月9日(日) 会場:JICA東京
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カントリーレポート

2日目は、朝9:30〜17:00まで、半日かけて参加各国からの母子健康手帳の活動進捗を報告発表しました。

この日も会場は満員御礼。会場の後ろ半分は椅子席のみで窮屈ながらも、皆さん真剣な表情で報告に聞き入っていました。各国からの発表後は、会場からの質疑が絶えず、議長は収拾が大変そうでした。

   
第3日目  2008年11月10日(月) フィールド視察(茨城県常陸大宮市)
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海外からのゲストを対象に、日本の母子健康手帳と母子保健の現場を視察。バスで2時間半ほど揺られ、茨城県の常陸大宮市へ。

途中のサービスエリアでは、まだ色づいた樹が残っており、皆さん思い思いに記念撮影。

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常陸大宮済生会病院

まず到着して何よりも驚いたのが、エントランスに掲げられた歓迎の横断幕と、扉に張られた超特大サイズの母子手帳国際会議のチラシ。暖かいもてなしが大変ありがたく、ゲスト達も感銘の声をあげていました。

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小児科部長の熊谷秀規先生より、病院の概要と日本の子どもの状況について講演いただいた後、2006年に開院したまだ新しい病院施設内を見学させていただきました。

母子健康手帳は配布するだけでは意味が無く、病院や保健スタッフの協力が不可欠。ゲスト達は日本の病院の状況を知ろうと熱心に話を聞いていました。

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総合保健福祉センター かがやき

常陸大宮市の手帳は「親子健康手帳」と名づけられ、父親の育児参加を促し、子どもが20歳になるまで使え点が最大の特長です。

保健センターでは、市長自らお出迎えいただき歓迎のスピーチをいただきました。その後、施設概要や親子健康手帳の開発話などをお聞きし、施設視察と乳児検診などへの参加を経験。

どのように親子健康手帳を活用されているのか拝見しお話を聞きました。

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乳児検診(和室で行われる)を見学させてもらったときのゲスト達の顔と言ったら・・・ 赤ちゃんを見ると満面の笑顔になってしまうのは万国共通です。皆さん一斉にシャッターを切っていました。

和室の側から見ると・・・少し異様な光景でした(笑)。

会場提供、運営協力をいただいた皆さま、常陸大宮済生会病院、保健センターかがやきの職員の皆さま、そして突然押しかけたにも関わらず、言葉の壁を越えて、温かく一生懸命に話をしてくださった保護者の皆さま、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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